大きな窓際で
25/05/15(木)21:09
こんばんは。
星を眺めながらロマンチックにでもいいけれど、大きなお月さんの月明かりに照らされて後ろから触られたい…
今夜はそんな願望。
割と好きです、窓際で見下ろしながら。
みたいなの。
たまさかの逢瀬だからこそ、
燃え上がるのでしょう?
こうしてあっという間に季節も移ろう。
今年は既に庭の沈丁花は散り始め、大きな薔薇と小手鞠が満開で、鈴蘭は芽を出した。
生命が一本線で死に向かう人間とは違い、季節毎に葉を落とし寒さに耐え、芽吹き、花を咲かせる植物をとても美しいと思っていたけれど。
この歳になってわかるよ、
人間の営みの愛おしさもまた其れに通ずるのだとね。
決して一本線なんかじゃないのだ。
今夜は少し冷たい風が吹いている。
木香薔薇の香りが風に乗ってキッチンまで。
わたしも香る女になりたいものです。
思い出して…わたしの匂い
こんな夜はあなたに優しく抱かれたい…